|
|
お茶の苦味 |
お茶の苦味の成分はカフェインといわれるもので、これは医薬品としても使われる物質です。お茶を飲んだときに感じるほのかな苦味がその味です。カフェインの効果については眠気を覚ます以外に下記のような幅広い効果があります。
心臓を強くする 心臓に直接作用して心筋の収縮力を増強させ、また、冠動脈を拡張させる。
脳の働きを高める 眠気を覚ますだけでなく、判断力や記憶力といった学習能力を高める働きをする。
尿の出をよくする 腎臓の血行がよくなり、尿の生成が増大する そのほかにも頭痛をやわらげる、作業能力をアップする、胃液の分泌を盛んにするなどの効用があります。
(『緑茶』・NHK出版)
|
|