和食普及研究会


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『ご飯が和食の原点』

　ご馳走をいただいても、最後には「ご飯物」をいただきたくなります。どうもこれは私だけの事ではないようです。最後に食べたくなるということは、その「食」の最後をご飯で飾りたくなるということで、ご飯の味が他の物に勝っているということになるのではないでしょうか。確かに「口元があっさりする。」や「口の油を落とす。」といった理由も考えられますが、そのような理由からでは、芋やその他のでんぷん質の食べ物、果物、野菜でも代用できるはずです。そこに、ご飯の魔力を感じます。　日本人は、古くから米を尊び、ご飯を大事にしてきた歴史がうかがい知れるのです。これからも、もっともっとご飯の大切さを伝えていきたいと思いつつ、お茶漬けをいただいております。
（健治さん）

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