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   骨ごと食べられる小魚や、骨の少ない切り身、骨離れのよい煮魚などは比較的簡単に食べられますが、尾頭付きの塩焼きなどでは上手な箸使いが必要になってきます。また、種類によっては骨の離れにくい魚や小骨の多い魚もあり、骨のはずし方に多少の違いがあります。

【魚の食べ方の要点】
  1. 上身の背、腹を食べ、中骨をはずし、下身を食べる
  2. 身をほぐしながら食べ、最初から全ての身を崩すことはしない
  3. 小骨をはずし、必ず一口大に切りとってから口元へ運ぶ
  4. 口に入った骨は箸で受け取り、吐き出したり、手を使ったりしない
  5. 下身を食べる時に裏返さない
  6. 食べ散らすことのないように、整えながら食べ進む
  7. 食べ残した皮や骨を見苦しくないように処理する
 魚の付け合わせとして、スダチやレモンが添えられている場合、好みによって搾りかけます。無造作に搾ると、果汁が飛び散りますから、左手の掌で覆うようにして、搾りかけます。焼き魚には大根おろしやしょうがなどが添えられています。そのような付け合わせも残さずいただきます。しょうがは口の中の生臭さを取ってさっぱりとさせるので、魚を食べ終えた後にいただきます。

 ナイフ・フォーク・スプーンを使用する西洋料理では、皿の料理に直接手を触れることは厳禁ですが、パンなどは手を使います。箸を使うことが原則の和食でも握り寿司などは手を使って食べます。特に日本料理の場合、手を使ってもよい料理が数多くあります。魚の骨をはずす時なども、箸だけで処理がむつかしい場合は手を使ってかまいません。その場合、おしぼりなどで手をきれいにしておくことが必要です。

 魚は裏返しません。上身を食べ終えたら中骨と下身の間に箸を挿し入れ、箸を横に滑らすようにして、下身を中骨から離します。はずした骨は皿の向こう側へ寄せておきます。また中骨をはずさずに骨の間から下身をほぐし取ることは、「すかし箸」「ほじり箸」といって、マナー違反になります。

【魚は裏返さない】
 上身を食べ終えた魚を裏返して、下身を上身と同様に食べることは、理にかなっているようですが、不作法なこととされ、マナー違反です。はずれにくい中骨も上身を残さずほぐし取ると、はずれやすくなります。また、残っているレモンなどを中骨の上から下身全体に搾りかけることで、中骨がはずれやすくなります。

 食べた後が美しいこともマナーの重要な点ですから、食べ残した魚の骨や皮は皿の端にまとめ、敷いてあった大葉や、使い終えたスダチの皮などで、さりげなく覆い、見苦しくないように整えておきます。

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