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鍋の調理実習と復習効果と健康効果
文部省の学力テストと生活習慣の分析で、「復習と成績」の相関係数が高いが、調理実習で復習する生徒は少ない。
調理実習の様な体で覚えねばならない技術は、直ぐ復習しなければ、全く身に付かない。
やって見なければ出来ないのである。
一般の料理の復習は、数多い食材の準備が大変である。その点、市販の鍋つゆさえあれば食材は、白菜(野菜)さえあれば何でも良く、冷蔵庫に溜まって来た使い残しの半端な食材が生き返ってくる。
鍋をやらなければ、使い残しの半端な食材は萎びたり腐って来て生ゴミとして棄てられる運命が待っている。更に冷蔵庫に詰め込んだ使い残しの半端な食材は、他の食材を腐らせ冷蔵庫の電気効率を下げる。
しかも家族団欒を作り、親子の会話が弾み、鍋奉行の親の権威がいやが上にも高まる。
疫病的に植物繊維の摂取が高い効果を示すが、日本人の野菜や米の摂取量は、激減している。野菜の摂取量は、昭和43年と比較すると、平成21年は、77%に激減しており、50才以下の若い人の平均野菜摂取量が必要量の85%しかない。
特に野菜の激減の原因の一つにサラダの普及がある。健康イメージが幸いして煮た野菜と比べて食べる量が1/3に激減するサラダが特に若い女性に増えた。
モツ鍋など肉は、僅かで大半が山のような野菜の鍋である。メニューにモツ風味野菜鍋と表示しなければならない程に野菜が沢山食べられる。
(参考)
中学一年生の復習付き調理実習
鍋による家庭教育
中学一年女子生徒のアンケート
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